池田商事
2017年01月24日
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2016年の不動産関連の振り返り
2016年の不動産関連の振り返り
昨年の不動産関連の出来事を振り返りました。・ホームステージング
【ホームステージング】は、家具、小物、照明等で、室内をモデルルームのように演出する方法で、アメリカでは、住まいを高額や早期で売却する為に、当たり前のように行われており、【ホームステージング】を専門職とする、【ホームステージャー】が活躍しています。
昨年の不動産会社が舞台のドラマ【家売るオンナ】でも、やり手営業ウーマン役の北川景子さんが、玄関に花を飾り、部屋を明るくする等の【ホームステージング】を施し、説明も加えて、早々に家を売ってました。
【ホームステージング】は、高額や早期の、不動産売却希望の売主様だけでなく、空室に悩む家主様も、利用価値のある方法です。
昨年、日銀がマイナス金利を導入した事で、金利が低下しました。
住宅ローン金利もさらに低下して、固定金利を選択するお客様が急増した実感があります。
また、不動産融資額がバブル期を超えており、収益不動産の取引も活発でした。
・民泊
昨年、東京の大田区、大阪府、大阪市も、特区民泊が施行(実施)されました。
民泊に関するセミナーも、盛んに開催されて、私も多くのセミナーに参加しました。
皆様も「民泊」の言葉を、目にしたり聞く機会も多かったと思います。
民泊は、最低宿泊日数が6泊7日以上の規制があり、合法民泊が少なく、違法民泊が問題になってます。
今年1月から、大阪府、大阪市ともに、最低宿泊日数が、2泊3日以上に緩和されましたので、合法民泊も増えると考えます。
当社の最寄り駅「中崎町駅」直近の、ビルの跡地にはホテルが建築中で、扇町公園近隣の更地にも、ホテルが建築予定です。
訪日外国人の増加もあり、宿泊の需要は多く、ホテル建築も増加している事を実感しました。
・空き室問題
空き家問題は、よくニュースで取り上げていました。
驚きだったのは、不動産調査会社「タス」が発表しました、昨年3月の新築賃貸アパートの空室率は、東京23区で30%を超えていた事で、約3軒に1軒が空室の現状です。
都心でも、空室率が30%を超えています。
当社事務所がある大阪市北区も、昨今新築賃貸アパートが、増加している事を実感します。
空き家問題は、地方だけの問題ではなく都心でも起っており、不動産業者も対応が必要だと考えます。
・ホームインスペクション(住宅診断)
昨年5月に、宅地建物取引業法改正案が、国会で成立しました。
この改正で、中古住宅取引の、媒介締結時・重要事項説明時・売買契約締結時に、ホームインスペクション(住宅診断)の、説明が義務付けられました。
ホームインスペクション(住宅診断)の説明をする事によって、ホームインスペクション(住宅診断)が、一般の方にも理解いただけて、実施すれば中古住宅の、劣化状況や不良箇所などが分かりますので、買主様・売主様・不動産業者も、安心して中古住宅の取引が出来ます。
ホームインスペクション(住宅診断)が広がれば、中古住宅の取引が増え、空き家問題の対策になるとも考えます。
上記が、実務、ブログ、セミナー参加等をして、昨年の不動産関連の出来事を振り返り、特にお伝えしたい内容です。
池田商事ホームページ(室内・眺望の動画が増えました)
この記事を書いた人
池田 博之

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昨今は、賃貸住宅管理業法改正、水害ハザードマップの説明義務化、約120年ぶりの民法改正、建物状況調査(インスペクション)の説明義務化、民泊新法・大阪府と大阪市の特区民泊条例が施行、相続税の改正などがございました。
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