ライフネット生命保険創業者 出口治明氏の講演会
【出口治明氏】
ライフネット生命保険の創業者で、立命館アジア太平洋大学(APU)の学長に就任した、出口治明氏の講演会に参加しました。
【100年ライフ時代の働き方について】
テーマは「100年ライフ時代の働き方について」
【異常な少子高齢化】
日本は異常な少子高齢化で、若者が高齢者を肩車する時代になる。
若者が高齢者を支える日本の考え方は間違い。
ヨーロッパは、皆が皆を支える考え方で、その資金は消費税等で賄っており、日本もヨーロッパを参考にすべき。
日本は消費税率は低く消費税増税は賛成。
少子高齢化問題が、消費税などで賄えるなら、消費増税は長い目でみると、悪ではないと感じました。
【定年制度の廃止】
定年制度を廃止すれば、定年の歳で仕事を辞めずに働けて健康になる。
年功序列を廃止すれば、上役ばかリが増える事なく、若者も出世できる、実力主義のプロ野球のような年棒制度を、日本の会社も取り入れるべき。
アメリカの大学では、生徒が先生を評価する制度で、先生の評価が低ければ、先生がクビになる。
出口氏が創業した、ライフネット生命保険の、現社長の年齢は34歳の若さです!!
【日本の国際競争力は26位】
日本の国際競争力は、1991年は1位だったが、26位まで落ちている。
26位まで落ちた順位は、底辺の順位なので、後は上がるのみでラッキーと考える。
順位を上げるには、①皆でまずくなるのか?②生産性を上げるのか?2選択しかなく、長時間労働を止めれば②の生産性を上げることが可能になる。
生産性を上げる策は、社長が定時にブレーカーを落とし、全ての電気を消して、「制限」をかけて強制的に残業をさせない。
「制限」をかければ、残業が無くなり、集中して効率よく仕事が出来る。
私自身の行動全てに、「制限」をかけてなく、時間を無駄に過ごしている事に気付き、時間に「制限」をかけ改善すべきと痛感しました。
【働き方と生き方】
「飯・風呂・寝る」の時代から「人・本・旅」の時代へ
・人から学ぶ
先ずYES(断らない)
人から何を学ぶか、どうやったらいい人に出会えるか
ココシャネルのいつまでも学ぶ姿勢
・本から学ぶ
「古典を読んで分からなければ、自分がアホだと思いなさい。新著を読んで分からなければ、著者をアホだと思いなさい」恩師の言葉。
速読で本を読むのではなく、古典を時間をじっくり掛けて読んで、脳に負荷をかけて脳を鍛える。
・旅から学ぶ
百聞は一見に如かず
人間はワインと同じ
旅で何をみるのか
旅に代わる例え話「パン屋さんが出来れば、行って、買って、食べて、感じる」。
実際に行動することが大切だと感じました。
【懇親会】
講演会後の懇親会も参加しました。
懇親会でも、古典を時間をじっくり掛けて読んで、脳に負荷をかけることで、考える力が身に付くと繰り返しお話されました。
懇親会参加のメンバーが、早速、古典読書会のイベント開催を決定しました。
普段、負荷をあまりかけていない脳に、負荷をかけるべく参加します(笑)
出口氏は、写真撮影も快く受けて下さり、出口氏から手を差出して、握手もしていただきました。
とても気さくなお人柄で楽しく学べた時間でした。
先日ブログにアップしました、【人生100年時代】に関する話もあり、「人・本・旅」の、「人から学ぶ」重要性を、大変感じた講演会&懇親会でした。

関連した記事を読む
- 2023/01/27
- 2023/01/09
- 2023/01/01
- 2022/12/26
当社は、大阪市北区限定で、売買仲介・賃貸仲介・賃貸管理・空き家活用サポート・資産活用サポートを主に業務しております。
お客様の不動産に関するご不安事項等をサポートし解決いたします。
大阪市北区の不動産のサポートは池田商事にお任せ下さい。
昨今は、賃貸住宅管理業法改正、水害ハザードマップの説明義務化、約120年ぶりの民法改正、建物状況調査(インスペクション)の説明義務化、民泊新法・大阪府と大阪市の特区民泊条例が施行、相続税の改正などがございました。
賃貸不動産経営管理士・不動産コンサルティングマスター・空き家活用士・宅地建物取引士・ホームインスペクター(住宅診断士)・3級ファイナンシャルプランニング技能士・既存住宅アドバイザー・ホームステージング等の、資格や経験を活かしお客様に応じたご提案をいたします。
※接客スペースは飛沫感染防止アクリル板設置済・zoomにてオンライン対応可能(売買・賃貸共に非対面の「IT重説」が可能です)
電話 06-6372-7374
メール info@ikedashoji.com