カンブリア宮殿に出演大里綜合管理株式会社
2019年12月08日
※写真は大里綜合管理「大里だより」より野老真理子社長の記事を抜粋して引用しました。
【カンブリア宮殿に出演されました大里綜合管理株式会社】
大阪宅建協会主催の実践ビジネス交流会に参加しました。
この会は、宅建協会の会員企業から取組事例を学び、実践に活かすことを目的としており、今回の講師はカンブリア宮殿にもご出演されました、大里綜合管理株式会社の野老真理子社長です。
「人の役に立って喜んでもらうこと」を実践してる不動産業者で、道や駅や海岸の掃除、社屋をイベントなどに提供するボランティア活動なども、積極的に実践されてます。
ボランティア活動などを積極的に行うようになった出来事は、管理物件の木を伐採して、ロープで引っ張る作業をしていた時、バイクに乗った女性が、そのロープを首に絡ませて死亡する事故があり、今後このような事態にならな為に、再発防止の気付き得る為にも、1日1時間の掃除する事を、トップダウンで実践することにした。
掃除をする事で、公の物が私物化されていたり、隠れた問題なども気付くようになり、行政や地域にも、影響を与えるようになった。
大里綜合管理にはピアノが有り、ピアノが有っていいなと言うお客様がいて、そのお客様の親族は、ピアノを長い期間演奏していたが、現在はピアノを演奏する機会がないので、ピアノを所有している大里綜合管理を、羨ましく思い発した言葉と気付いた。
それなら、ピアノをお客様に開放して、演奏してもらえばいいと気付き、コンサートなどイベントを社屋で開催する事にもなり、大里綜合管理には、キッチンが有っていいなと言うお客様には、料理教室などの、キッチンを使ってもらうイベントなども、社屋で開催する事にもなった。
お客様の意図としている事を気付いて行動することで人との繋がりも広がった。
東日本大震災では、支援物資を被災地までトラックで持って行き、現地でのボランティア活動もして、現在も被災地に行ってのボランティア活動は継続している。
東日本大震災での教訓にて、PHV車を保有しており、台風で被害を受けた時には、PHV車から会社の電話を繋いで、お客様などからのSOSの対応や、社屋を避難所として開放したり、住民には瓦の修理やブルーシートなども張ってさしあげ対応した。
また、PHV車からコードを繋いで、事務所の停電に対応した事がきっかけで、大手企業のトヨタ自動車が、PHV車など20台を持って、大里綜合管理に駆けつけて、停電の続く家にPHV車を提供したなど、大手も動かす原動力「人の役に立って喜んでもらうこと」をブレずに実践している不動産業者社長がいる中で、私池田も何かできないものかと自問自答してました。
講演会後の懇親会でも、「人の役に立って喜んでもらうこと」中心のお話されており、ご自身の考えが、ブレる事なく行動する凄い人だなと思いずっと聴いてました。
野老社長が締めの挨拶の最後に、大阪は、高齢者、母子家庭、外国人などの住宅確保が難しい人が多く、不動産業者は、その人達の為に住宅確保する事に力を入れるのがとても大切な事ですと、力を込めておっしゃっており、自分の事務所は、イベントを開催するスペース、ピアノを置くスペースもないが、自分の思いを大家さんに直接伝えたり、ブログなどで伝える事は出来ますね。
【池田が大家さんに伝えたい事】
【高齢者の住宅確保対応】
高齢者が入居する事で、マンション内や近隣の人間関係が良好になる事もあり、室内で亡くなるリスクはありますが、室内での動きを感知して異常が有れば知らせてくれる、簡易で安価なシステムなども有るので、室内での死亡リスクは減ります。また、室内死亡時などに特殊清掃費用がついた保険(宅建ファミリー共済の場合1事故につき50万円程度)も有ります。
【母子家庭の住宅確保対応】
賃料を滞納すれば保証してくれる家賃保証制度があります。家賃保証会社の審査承認がおりれば、賃借人負担で加入するシステムで、万が一滞納が有った場合には、家賃保証会社が、賃借人が滞納した賃料を大家さんに保証するので、母子家庭など関係なく、賃借人が賃料を滞納しても、大家さんにリスクがなく、リスクヘッジが出来ます。
【外国人の住宅確保対応】
以前ブログでも紹介しました、外国人専用の家賃保証会社(GTN)があり、家賃保証の他にも、トラブル対応などもしていただけますので、GTNに加入すれば安心です。
上記はあくまで池田の提案ですので、他にも色々と住宅確保の対応は有ると思いますが、困った人の住宅確保は、小さな行動でできる事だと考えます。
大家さんも住宅確保の対応をする事で、空室も減り、街に人も増え、街も活気づき、大家さん、賃借人、世間よし、未来よしの「四方よし」にもなりますね。
※写真は大里綜合管理「大里だより」より野老真理子社長の記事を抜粋して引用しました。